パーチメントクラフトの作り方 [パーチメントクラフト]

パーチメントクラフトとは、パーチメント専用の厚手のトレース紙にエンボス加工をして、美しいレース模様のような柄を作る手工芸です。
透明感のあるペーパーに、レースのように繊細なエンボス模様が浮き出されるので、クリスマスやお誕生日のグリーティングカードや、ラッピングボックスに仕立てると、とてもエレガントで上品な小物が出来上がります。
優雅なペーパーアートなので、結婚式のウェルカムボードにも、おすすめです。

[かわいい]パーチメントクラフト 作り方
パーチメントクラフトの基本的な作り方をご説明しましょう。

まず、図案を、パーチメントペーパーに写します。テープでペーパーと図案を固定すると、作業しやすいでしょう。貼ってはがせるマスキングテープなら、跡がつかないので便利です。
色をつけたいときは、ここで、カラーリングをします。全体に色をつけるよりも、ポイントポイントのモチーフに彩色することが多いです。

専用の針で、パーチメントペーパーに穴を開けて、レース模様を作ります。この作業を、パーフォレイティングといいます。専用のパーフォレイティングパッド(下敷き)をしいて、穴を開けるので、机に傷をつけることはありません。上手に仕上げるコツは、均質な穴を開けることです。針をあける穴の大きさや刺す深さを、一定に保つようにします。抜くときには、紙がやぶれないように、針の根元を押さえます。

さて、いよいよ、エンボス加工です。図案をはずして、パーチメントペーパーの裏側を表にして、今度は、エンボスパッドの上に固定します。エンボスペン(先端に金属の球がついた)で、模様を浮き出させます。エンボスの仕方にも、いくつか方法があります。均一にこすって白くする方法や、陰影をつけたり、グラデーションをつけたりする方法など、ペン使いによって表情が変わります。

さらに、全体の輪郭線にそって細かい穴を開けていき、穴をつなぐように手でカットします。

パーチメントクラフト ペルガマーノ 1131 はさみ スタンダード

といった専用の小さなハサミでカットして、穴あき模様を作ります。これによって、レースのような模様が出来上がります。

グリーティングカード作りや、スクラップブッキング、オリジナルアルバム製作に、大変人気の高いクラフトパンチを、パーチメントクラフトに生かすと、表現の幅がさらに広がります。パンチで、ハートや星、お花の形に抜いた紙に、エンボス加工をして、できあがったパーツを貼り付けるだけで、立体感のある作品が出来上がりますよ[揺れるハート]



共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。